投稿者: admin

  • 訪問歯科に対する不安

    今回は、施設入所中のご家族に対する訪問歯科の利用についてのご相談をいただきました。

    入れ歯の調整をきっかけに訪問歯科が開始され、現在は週1回の頻度で口腔ケアや治療等が行われている状況とのことです。
    その中で、歯科医師とお話する機会がなく、費用や治療の内容の説明が十分でないと不安や疑問を感じていらっしゃるご様子でした。

    訪問系サービスでは、ご家族に情報が届きにくく、不透明さを感じやすい場面も少なくありません。
    今回は、このような場合にどのように確認・整理していくと安心につながるか、一般的な考え方をお伝えします。


    お父様のご様子や毎月のお支払いについて、ご不安に感じられるのはもっともなことと思います。

    訪問歯科では、

    • 歯の治療そのものは医療保険
    • お口の状態管理や助言等は介護保険
      が用いられる場合があり、両方の保険が使われること自体は制度上めずらしいことではありません。

    一方で、実際にどのような治療や管理が行われ、その結果として現在の訪問頻度や費用になっているのかについては、ご家族に分かる形で説明されることが望ましい部分です。

    まずは一度、現在の歯科の先生または担当者に、

    ・現在行っている治療内容
    ・週1回訪問となっている理由
    ・今後の見通し(どのくらい続く見込みか)
    ・費用の内訳(医療保険分・介護保険分)

    をお尋ねになってみると、状況が整理されて安心につながる可能性があります。

    また、明細書を一度確認し、不明な点や気になる算定があれば、遠慮なく質問して差し支えありません。
    多くの訪問歯科では、ご家族からのご質問に応じて説明を行っています。

    もし、どのように質問したらよいか迷われる場合や、説明を受けても分かりにくい点がありましたら、改めてご相談いただければ整理のお手伝いも可能です。

    ご家族のご負担が少しでも軽くなり、安心してサービスを受けられるよう願っております。

  • 障害かもしれない不安

    障害の診断は受けていないけれども、自分が該当しそう。

    スマホなどで流れてくる障害者支援を使いたいが該当するかどうかも分からず不安という相談をいただきました。


    ご自身の特性について考えながらお仕事を続けておられること、とても大切な視点だと思います。

    現在も働けている状況であれば、必ずしもすぐに障害福祉サービスの利用が必要というわけではありません。
    一方で、今後に備えて相談先や情報を知っておくことは安心につながる場合があります。

    困りごとがはっきりしてきた場合には、
    お住まいの地域の障害者相談支援事業所や発達障害者支援センターなど、公的な相談窓口で状況を整理することができます。

    一方で、そこまで切迫していない段階であれば、
    同じような悩みや特性を感じている方同士でゆるやかに話せる当事者会や交流会に参加してみる、という方法もあります。

    また、将来のお仕事の継続に不安がある場合には、
    「どのような働き方や支援があるのか」を事前に知っておくこと自体が安心材料になることもあります。
    情報収集の段階でも利用できる就労相談窓口もありますので、必要に応じてご案内可能です。

    もし、お住まいの地域で参加しやすい相談先や交流の場を知りたい場合は、差し支えない範囲でお知らせください。

  • 実家の親の様子がおかしい

    年末に実家に帰ったら、家の中がひどく、母の様子も少しおかしい気がしました。

    ですが本人は「大丈夫」としか言いません。

    私は頻繁に帰れるわけではなく、他の兄弟もあまり関わろうとしません。

    どうしたら良いか分からず困っています。


    それは心配になりますよね。

    頻繁にでなくても、実家の様子を気にかけて見に行ける家族の存在はとても大切です。

    ただし、相談者の方もご兄弟も、それぞれの生活があります。

    誰か一人が無理をして抱え込む必要はありません。

    まずは、お母さまのご住所を管轄している地域包括支援センターに電話で相談してみてください。

    包括支援センターは、いきなり何かを決める場所ではなく、まず現状を聞き取ってくれます。

    また、帰省のタイミングに合わせて、一緒にご自宅を訪問してもらえるか相談することもできます。

    生活を続けるうえで何に困っているのか。

    どんな支援の選択肢があるのか。

    第三者の視点が入ることで、焦りが少し落ち着き、考え始めるスタートラインに立てることがあります。

    「ご実家のある市町村名+包括支援センター」で検索すると、連絡先が見つかります。

    地区が違っていても、正しい窓口を教えてもらえます。

  • 目薬の保管について

    目薬はどうですか?

    2018年のもので、ほとんど使わずに冷蔵庫に入れていました。


    それは絶対に使わないでください。

    目薬は開封すると、どんなに清潔に使っていても、細菌が侵入して増えるリスクが高くなっていきます。

    そのため、多くの目薬は「開封後1か月」を目安に廃棄とされています。
    (処方薬は2週間で使い切るよう指示が出ることもあります)

    2018年ということは、中身は何年も前の液体です。

    冷蔵庫に入れていたとしても、細菌の増殖を完全に止められるわけではありませんし、防腐剤の効果も長期間は保証されません。

    万が一、細菌やカビが増えていた場合、それを直接目に入れることになります。

    目はとてもデリケートな場所なので、

    感染すると治療が長引いたり、視力に影響することもあります。

    処分方法は、

    フタを開けて中身を洗面台などに流す
    容器は自治体の分別ルールに従って廃棄

    で大丈夫です。

    「ほとんど使っていない」

    「冷蔵庫に入れていた」

    この2つは安全の保証にはなりません。

    目薬は安価なものも多いので、

    症状がある場合は新しく購入するか、医師・薬剤師に相談してください。

    ちなみに、

    「飲みかけのペットボトルが2018年期限でした」

    って言われたら、ほとんどの方は飲まないと思います。

    目薬も同じです。

    液体で、口に入れるか目に入れるかの違いだけ。

    「目だから大丈夫」ではなく、目のほうがデリケートです!!

  • 古い湿布

    家に古い湿布がたくさんあります。期限がすごく古いですが使えますか?


    湿布がどんな種類かにもよりますが、結論から言うと使わない方が良いです。

    もったいない、まだ使えそう、という気持ちはよく分かります。

    ただ、そもそも「貼ろう」と思った理由は、どこかが痛いからではないでしょうか。

    その痛みに対して、

    今の痛みは冷やすべきものか
    温めるべきものか
    その湿布をもらった時と同じ痛みなのか

    ここが分からないまま、古い湿布を貼ることになります。

    また、期限が古い場合や開封済みの場合、

    くっつく部分が劣化してすぐ剥がれる
    肌にベタベタが残る
    かぶれやすくなる

    といったトラブルが起こることもあります。

    効き目についても、

    「未開封・適切な保管・期限内」であれば、十分な効果が残っていることを確認した試験結果に基づいて設定されています。

    つまり、

    古くて期限切れの湿布

    効くかどうか分からない

    最悪、成分がほとんど出ない 巨大シール

    になっている可能性があります。

    ですので、体に悪いから絶対ダメ! というより、

    「効くか分からないシールを貼るくらいなら捨てた方がいい」 という考え方がおすすめです。

    痛みがある場合は、新しい湿布を薬局で相談するか、痛みが続くようなら医師に相談してみてください。