カテゴリー: お薬相談

  • 目薬の保管について

    目薬はどうですか?

    2018年のもので、ほとんど使わずに冷蔵庫に入れていました。


    それは絶対に使わないでください。

    目薬は開封すると、どんなに清潔に使っていても、細菌が侵入して増えるリスクが高くなっていきます。

    そのため、多くの目薬は「開封後1か月」を目安に廃棄とされています。
    (処方薬は2週間で使い切るよう指示が出ることもあります)

    2018年ということは、中身は何年も前の液体です。

    冷蔵庫に入れていたとしても、細菌の増殖を完全に止められるわけではありませんし、防腐剤の効果も長期間は保証されません。

    万が一、細菌やカビが増えていた場合、それを直接目に入れることになります。

    目はとてもデリケートな場所なので、

    感染すると治療が長引いたり、視力に影響することもあります。

    処分方法は、

    フタを開けて中身を洗面台などに流す
    容器は自治体の分別ルールに従って廃棄

    で大丈夫です。

    「ほとんど使っていない」

    「冷蔵庫に入れていた」

    この2つは安全の保証にはなりません。

    目薬は安価なものも多いので、

    症状がある場合は新しく購入するか、医師・薬剤師に相談してください。

    ちなみに、

    「飲みかけのペットボトルが2018年期限でした」

    って言われたら、ほとんどの方は飲まないと思います。

    目薬も同じです。

    液体で、口に入れるか目に入れるかの違いだけ。

    「目だから大丈夫」ではなく、目のほうがデリケートです!!

  • 古い湿布

    家に古い湿布がたくさんあります。期限がすごく古いですが使えますか?


    湿布がどんな種類かにもよりますが、結論から言うと使わない方が良いです。

    もったいない、まだ使えそう、という気持ちはよく分かります。

    ただ、そもそも「貼ろう」と思った理由は、どこかが痛いからではないでしょうか。

    その痛みに対して、

    今の痛みは冷やすべきものか
    温めるべきものか
    その湿布をもらった時と同じ痛みなのか

    ここが分からないまま、古い湿布を貼ることになります。

    また、期限が古い場合や開封済みの場合、

    くっつく部分が劣化してすぐ剥がれる
    肌にベタベタが残る
    かぶれやすくなる

    といったトラブルが起こることもあります。

    効き目についても、

    「未開封・適切な保管・期限内」であれば、十分な効果が残っていることを確認した試験結果に基づいて設定されています。

    つまり、

    古くて期限切れの湿布

    効くかどうか分からない

    最悪、成分がほとんど出ない 巨大シール

    になっている可能性があります。

    ですので、体に悪いから絶対ダメ! というより、

    「効くか分からないシールを貼るくらいなら捨てた方がいい」 という考え方がおすすめです。

    痛みがある場合は、新しい湿布を薬局で相談するか、痛みが続くようなら医師に相談してみてください。